藤岡穂積先生が約30年間書き続けてきた「生涯の旅路」は、仏教詩人の坂村真民先生の詩です。
その詩に富山県の作曲家である清水憲治先生が曲を付けられたのです。
今までに藤岡穂積先生は、日本全国で10万枚以上の「生涯の旅路」の書をみなさんに名前入りで配布されています。
2006年12月11日に坂村真民先生は97歳で永眠され愛媛県松山市に坂村真民記念館が設立されました。
記念館のオープン記念として相田みつを生誕90年特別展「坂村真民と相田みつをの世界」が開催されました。
坂村真民先生は「仏教詩人」相田みつを先生は「心の詩人」として生前に交流が深かったのです。
この曲は、藤岡穂積が東京都の致知出版社に相談の上、愛媛金松山市の坂村真民先生のお嬢さんの許可をいただくことで世の中へ公開することが実現されました。
生涯の旅路・大内雅司バージョン
生涯の旅路 歌:大内雅司 作曲:清水憲治 作詞:坂村真民 広島週末ランチ交流会2016.2.20
生涯の旅路・清水憲治先生バージョン
「生涯の旅路」 坂村真民 歌手募集
「生涯の旅路」作詞:坂村真民
私は私の一生の旅路において
今日というこの道を再び通ることはない
二度と通ることはない
二度と通らぬ今日というこの道
どうしてうかうか通ってなろう
笑って通ろう歌って過ごそう
二度と通らぬ今日というこの道
嘲笑(ちょうしょう)されてそこで反省するのだよ
叱(しか)られてそこで賢くなるのだよ
叩(たた)かれてそこで強くなるのだよ
一輪の花でさえ風雨をしのいでこそ
美しく咲いて薫るのだ
侮辱されても笑ってうけ流せ
蹴(け)倒されても葉をくいしばって忍べ
苦しいだろうくやしいだろう
しかし君、この道は尊いといわれた人たちが
必ず一度は通った道なんだ
———————————————————-時には道に迷ったり、右に行くか左にいくか。
はたまた戻ろうかと思案することもあります。
道は一本だけではなく、切り拓いて
いかなければならない時もあります。詩にも書かれてあるように、一度は通らなければならない道もあ
ります。逃げずに進んでいかなければなりません。
二度と通らぬ今日というこの道、しっかり歩んでいきましょう。