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嫉妬するのは自分のせい
嫉妬される側は、まだ優位な立場にあるので対処しやすいのですが、自分が嫉妬する側であると、これは厄介なことです。
しかし、嫉妬というものは、自分に非があるのです。
嫉妬の穂脳を燃やすのは、自分がいけないのです。
嫉妬心が湧き出てくる方は、プライドが高いです。
「自分の方が優れているのに、なぜあの人が私よりも優遇されるのだ」という思いがもとで嫉妬心が生まれてきます。
つまり、「私の方が」という思いが、嫉妬の炎を燃やしているのです。
そして、「自分よりも劣っているはずだ」と思い込んでいる相手が自分より優遇されると、嫉妬の炎はますます燃え上がり、イライラしてくるのです。
東京大学の大学院を卒業され、とある一流企業に勤めていた男性が来られたことがありました。
「同僚に出世を追い越されて。どいつもこいつもうまく媚びを売って、出世していくんですよ。実力もないくせに。それを見ているとイライラしてくるんです。」
このように、ご相談に来られたのです。
「それは嫉妬ですね。」と問いかけますと、しばらく考え込んでいましたが「そういわれれば、そうですね。」と認められました。
嫉妬はプライドの高さから生まれます。
「自分の方が優れているのに」という思いが強いと、その思いが満たされないことで嫉妬するのです。
そのように話をすると、男性は、「自分は優れているというプライドの高さを、上司に見抜かれていたのですね。出世しないのは、自分のせいだったんですね。」「もっと謙虚にならなきゃいけないのですね。」
と、自分が間違っていたことを認められました。
ここまで素直に自分の非が認められれば、もう大丈夫ですね。
自分を謙虚に見つめ直そう
自分の非を認めるということは、なかなかできないことです。
ですが、自分の過ちを正すことなく、相手に一方的な嫉妬の炎を燃やすのは、とても愚かなことです。
なぜならば、自分の非を認められない者は、自分の悪い部分を直すことができないからです。
悪いのは、自分だと認めて、謙虚に見つめ直した方がいいですね。
嫉妬でイライラする前に、自分の実力は自分が思っているほどではないのではないか、と疑ってみることですね。
プライドの高さが嫉妬を生む
・自分の方が優れているのに
・自分が優遇されるべきだ
・自分が真っ先に認められるべきだ
・自分が注目されるべきだ
など・・・
謙虚に自覚して改善すれば、イライラは消えていく。
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