説教が長い上司に対しては・・・・
「この人は嫌な人なのだ」と納得することで抵抗をやめる。
仏さまや菩薩のように哀れみの心を持つ。
目次
嫌な人だと納得し抵抗をあきらめること
こういうタイプの上司にはうんざりしますね。
いつまでもダラダラと説教が続きます。
話が終わったと思い、、席に戻ろうとすると、「まだ話は終わってないよ」と、ねっとりとした目つきで睨みつけるのです。
このような上司には、本当にイライラさせられます。
「しつこい!」と叫びたくなりますね。
ある相談者の上司は、まさにこのタイプでした。
その相談者は、毎日のように小さなミスを責められては、ネチネチと説教をされていました。
ここまで来るとイジメですね。
その状況に困り果てて、上司のさらに上の上司に相談しましたが、「まあ、うまくやってよ」と言われただけだったので、私のところに相談にこられたのです。
私はその方に、このように話しました。
「せっかくいい会社に入ったのに転職はもったいない。ましてや仕事を辞めても就職先が無い。なので、会社を辞めるのではなく、上司に対応しましょう。」
上司の性格は、もうどうしようもありません。
それを部下である者が変えることなどできません。
なので、一つの方法は、「この上司はこういう性格なのだ。嫌な人なのだ」と納得し、抵抗をあきらめるのです。
このように伝えますと、相談に来られた方は、こう答えました。
「そう簡単にあきらめられるなら、やっていますよ。なかなかそういう気持ちになれないから相談にきたのです。」
なるほど、もっともなことです。
そこで、もう一つの方法をお話ししました。
それは、仏様や菩薩のように哀れみの心を持つことです。
性格のいいほうが哀れみの目で見る
もちろん、私たちは仏様でも菩薩でもありません。
ですが、性格の善し悪しの差はあります。
意地悪な上司より、そのことにイラついている人の方が性格はいいでしょう。
ということは、性格的に問題があるその上司を哀れみの目で見ることができるのです。
「あぁ、この人は、いやな性格なんだなぁ。きっと家庭でも家族から嫌がられているのだろうなぁ。案外、かわいそうな人なのかもしれないなぁ」と。
初めは難しいかもしれませんが、そのうちに本当に「かわいそうな人なのだ」と思えてきます。
そうなれば、イライラもすっきり解消できます。
相談に来られた方も、次第に苛立つこともなくなってきたそうです。
コメントを残す