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「自分は間違っていない」という勘違い
自分は間違ったことは言っていない。
正しい言動を行っているのに聞かないほうが行けないのだ、と自分を曲げずにいたのです。
確かに自惚れも強かったのです。
そうしたことが原因で、胃潰瘍と十二指腸潰瘍になり、医者から「あんたは性格が悪いよ。」と指摘されました。
その時から初めて、「自分は間違っていたのではないか」ということを考えるようになったのです。
また、「なぜ、自分はこんなにもイライラしているのだろう」と考えるようにもなったのです。
未熟者であると思えばイライラは消える
なぜ、イライラしているのか?
その答えは簡単です。誰も私の話を聞いてくれなかったからです。
だから、誰も私を大事にしてくれているとは思えなかったのです。
実績もない者の話など誰も聞かないのは当然でしょう。
しかし、当時はその当然のことすら分からずにいたのです。
自分の自惚れが強いことを深く反省しました。
そして、自負心やプライドを捨てて「自分は未熟者なのだ」という自覚を持とうと思ったのです。
自分が未熟者であることを素直に受け入れると、「未熟者だからこそできなくて当たり前だ」と思えるようになりました。
すると、注意されても、「そうなんですか、知りませんでした。以後気を付けます。」と素直に言えるようになりました。
プライドを捨てて未熟者であると自ら認めることは、イライラ防止の第一歩となりました。
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