上司に期待せずに自分で仕事をこなすことを認識すること。
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イライラするのは期待してしまうから
こういうタイプの上司は、どこにでもいますね。
立派なことや、自慢話ばかり話しているから、さぞかし仕事ができるのだろうと思いきや、まったく仕事ができない、あるいは仕事をしないというタイプです。
この場合、自慢話は聞き流すのがベストですね。
「あぁ、またいつものが始まった」程度に思い、聞き流して仕事に徹するのみ、ですね。
理想論ばかりで中身が伴わない場合も同じでしょう。
話は聞き流して、自分のやるべきことをやるのです。
とはいえ、このような上司がいると、どうしてもイラついてしますのが人間です。
このような上司がなぜイラつくのか?
それは、上司だから、ということで、上司らしいことを期待してしまうことにあるのでしょう。
上司だから指導をしてくれる、助けてくれる、的確な指示をしてくれる・・・。
そう期待してしますのです。
ところが、その期待は見事に外れ、口だけで何もしないことがわかると、イライラしてしますのです。
そこで仏教的考え方の出番になります。
仏教は本来、自己探求の教えです。
周囲に何かしてもらおうというのではなく、自分で修行をして悟るのだという教えです。
悟りは、自分の力で得るものなのですね。
口だけで仕事をしない上司へのイラつきには、この教えを応用しましょう。
その応用が「期待しない」ことです。
期待せず自分の力で進めばいい
この方法を実践するには、順番があります。
まずは、上司は口だけで仕事をしない。ということをしっかり認識し、理解することが大切です。
次に、その上司は仕事をしないのですから、何も期待してはいけません。
また、口だけなのですから、その上司が言っていることはあてになりません。
ですから聞き流しましょう。
上司が手伝ってくれるとか、面倒を見てくれるとか、そのような上司らしいことをすると期待してはいけないのです。
上司は、何も指図はしてくれません。
仕事をこなすのは、自分の力なのです。
出家者が自分で修行をして悟るように、あなたも上司に期待せずに、自分で自分の仕事をこなしていくことです。
その決意があれば、口だけ立派なことを言って、何も仕事をせずに、文句ばかり言っている上司にいきあたっても、心は揺れ動かないでしょう。
これでイライラともお別れです。
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