他人の事よりも自分の心の安定の方が大切なのです。
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見知らぬ人は放っておいていい
最近は、通勤時の電車内でも化粧をしている人や飲食をしている人を見かけます。
私は、通勤はありませんが、ごくたまに電車に乗る時があります。
そういうときでも、必ず一人は化粧をしていたり飲食をしていたりする人を見るので、よく電車に乗る方はそうした人を結構見かけるのではないでしょうか。
そのような話を別の相談に来られた方としていると、「そういう人を見たとき、イラつきませんか」と尋ねられます。
私は、「いや、イライラしませんし、ムカつくこともありません」と答えます。
実際に、私はそのような人を見ても何とも思わないのです。
なぜ何とも思わないのか。
それは、他人だからです。
知らない人だから、放っておけばいいと思っているからです。
私は電車に乗る時は本を読んでいます。
本の世界に没頭していますので、周囲は気になりません。
ですから、隣で化粧をしていようが、飲食をしていようが構わないのです。
本を読んでいない場合でも、私はきにしません。
それは、そうした人を見ないからです。
私は、電車内での他人の行動は見ないようにしています。
見てしまうと、気になることも出てきますからね。
まったく知らない他人の行動を見て、イライラするのは損でしょう。
ストレスがたまって疲れるだけです。
そのような損を被るくらいならば、そうした人達を見ないことです。
そして、読書をするとか、仕事の事を考えるとか、あるいは瞑想してみるとか、何か有意義なことに時間を使った方がいいでしょう。
他人よりも自分の心の安定の方が大事
お釈迦様は、他人の過失などは見るな、と説いています。
「他人の過失やしたこと、していないことを見ることなく、まず自分の過失やしたこと、していないことを見つめなさい」と説くのです。
他人のことよりも、自分はどうなのか、ということの方が大切なのです。
他人の行動を見て、イライラするのは、親切で正義感が強い人なのでしょう。
しかし、他人のことよりも、自分自身はどうなのか、ということの方が大事なのですね。
もっと自己を見つめなさい、とお釈迦様は説いているのです。
まずは、自分の心の安定が大事なのです。
その安定を邪魔されるのなら、その邪魔するものを避ければいいのです。
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