怒る上司には腹が立つが・・・
未熟であることに対しては大きな声で謝ろう
目次
イライラするのは怒られたことに対して
このような上司には、素直に謝るのが一番良いでしょう。
怒鳴られたり、怒られたりすると、腹が立つものですが、そもそもミスをしたのは自分自身です。
まずは、自分の未熟さを素直に認めることが大切ですね。
仏教の教えに「如実知自心」(にょじつちじしん)という言葉があります。
「実のごとく己を知る」といういみですが、それは自分自身の能力を良く知り、己の未熟さを認める、ことでもあります。
怒られて腹が立つのは、怒られたこと自体が面白くないだけなのです。
真実は、あなたが未熟だからいけないのです。
失敗したのはあなた自身なのですから、怒られて当然で、反発する方がおかしいのです。
と、私は相談に来られる方に説きますが、そうはいっても、なかなか素直に「はい、そうですね」とは言えないものです。
「そんなことは分かっています。それでもムカつくのです」というのが本音なのですね。
こうした場合のいい対処法があります。
それは、「嘘でもいいから、大きな声で謝ってしまう」ことです。
未熟であることは大声で謝ってしまおう
例えば、上司があなたに、「また、同じミスをしたのか!」「いったい何度言ったら分かるんだ!」と怒鳴ったとしましょう。
この場合、たいていはその後に、「大体だな、お前はこの間も・・・・・」という長い説教が始まります。
ですので、その前に、「申し訳ございません。また同じミスをしてしまいました。すぐにやり直します。」
「今後とも、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。」と大声で言い、頭を下げてさっさと自分の席に戻るのです。
実際、このように対処した方がおりました。
上司はびっくり、周りの同僚たちも唖然としたそうですが、後々「アイツはできるヤツだ」と評価が上がったそうです。
怒鳴られても、早めに謝ってしまえば切り抜けられるし、印象もよくなることがわかり、自身がついたのです。
この方法の重要なポイントは、まず自分の未熟さを素直に認めること、大声で謝る勇気ですね。
また、謝るタイミングも重要です。
なるべく早めに謝って、早めに自分の席に戻り仕事をすることが大事です。
上司も周囲もびっくりして、気分がいいこと間違いなしです。
あとでイライラするくらいなら、勇気をもってこの方法にチャレンジしてみてください。
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