宇宙法則の根本は、一切は原因・条件がある故にその結果になる、ということです。
これを「因果律」といいます。
一切はこの宇宙法則、因果律に支配されています。
偶然というものは、存在しないのです。
現象が偶然に見えたりするのは、原因・条件が見えないから、また現存の科学では説明がつかないから、いまは偶然に見えるだけなのです。
また日常的な視野や自己の感覚のみで見ているため、原因と結果の距離が遠いような現象は、原因・条件が即、結果に関係があるようには見えないので、結果として因果関係が理解できず、関係が無いと思うか、偶然と思ってしまうのです。
それは狭いスケールで見ているからなのです。
私たちは、一切の現象・存在に対して、例えそれを生じさせている原因・条件がよく分からなくても、何らかの所似があってそうなっているに違いないのだ、今わからなくても時が来ればわかるのだ、と了解しておくことが必要です。
今、この瞬間があるのも、その前があるからであり、またこの瞬間があるから、次の瞬間があり、過去があって現在があり、現在があって未来があります。
私たちが、今、この世に生まれているのは、理由があって生まれているのです。
この世を生きるために、生まれてきたのであり、生きることが目的であり、意味であり、価値であり、使命であるのです。
因果律に気づき、宇宙の法則を把握した生き方をすることが、宇宙の意志、神の意志にそった正しい生き方です。
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