男にとって仕事は生命とも言えるほど大切なものですが、家庭もまた大切です。
この両立をはかるためには、どのような心構えと工夫が必要でしょうか。
どのようなタイプの女性と一緒になるかが鍵になります。
「他のことはどうでもよいから、私だけを愛して・・・・。」
というタイプの女性では家庭に縛り付けられます。
また、亭主のしている仕事に少しでも協力したいというタイプの女性であれば、亭主は存分に仕事に打ち込めます。
また「あなたの仕事には一切関係しないから金だけ稼いできなさい。」という女性もいるようです。
一番良いのは、お互いのタイプを生かせる結婚が良いのですが、特に考えずに結婚した場合は、目的に適うように相手を教育する必要があります。
「夫が仕事一途で家庭をかえりみない・・・・。」
という話をよく聞きますが、夫の立場を理解していれば、妻は何も言わないはずです。
理解させず、不安を感じさせるから文句が出るのです。
夫が何をしているのか分からない、帰ってくる時間にも帰ってこない、休日にはテレビばかり見て話をすることもない、というのでは、マイホーム型の妻でなくても怒るのは当然でしょう。
妻は妻なりに問題を持っていて、相談したいこと、聞いてもらいたいことも数多くあるはずですから、普段から自分がどういう立場で何をしているかを理解させ、同時に相手の立場や言い分を聞く時間を作ることです。
自他のバランスがとれれば、無駄な争いや対立は生じないはずです。
相手のことを思い、聞き、お互いに満足し得る立場をとるのです。
このことは、親と子の関係でも同じことが言えます。
子供が何を考えているのか、何をしようとしているのかが分からない時、親は非常に不安です。
ところが、子供がはっきりと意思表示して、考え方や行動が分かっていれば、一緒にいても離れていても安心できるものです。
合唱
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