病気はどんな病名のものでも、結論的にいえば、バランスをとる働きをしている神経と、これに協力しているホルモンと体液の異常状態か、または働きの失調状態です。
生命の働きは、バランスをとる働きですから、バランスをとる主役をなしている神経の働きと狂いと鈍りに、他のどういう条件が加わるかということと、また、その人が一番どこに無理をかけているかということで、病名別や症状別が生じてくるのです。
例えば同一原因であるのに、ある人には、異常が目に現れてきたり、ある人には背中に現れてきたりするのです。
ところが、それを病名別にわけて、原因条件が相異するものであるとして、別々な方法を求めるから正しい方法も分からないし、また治りもしないのです。
私は万病一因が正しい解釈の仕方であると信じています。
その事実を証明する一番に良い例が、私の沖ヨガ修道場であると思います。
ここでは、何病であろうとも、参加している人は全部共通の生活法を行います。
テンカンだから、ノイローゼだから等と、違ったことをやっているのではありません。
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