マラソンには良い面も悪い面もあることを知る
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マラソンはダイエットになり、精神にも良い影響を与える
今、日本は空前のマラソンブームで、軽いジョギングなども含めると、日本のランニング人口は800万人ともいわれています。
多くの人が夢中になっているマラソンですが、、果たして体に良いのでしょうか?
まずは肯定派の意見からみてみましょう。
マラソンには様々な副次的効果があるといわれ、第一に挙げられるのが減量効果です。
マラソンのような長時間の有酸素運動を続けると、脂肪がエネルギー減として動員され、効率よく燃焼されます。
基礎代謝も上がります。
また、ランニングを続けることで、安静時の脈拍がゆっくりになり、自律神経のバランスが整うといわれています。
精神面にも良い影響があるということです。
ドーパミンやセロトニン、βエンドルフィンといったホルモンも脳内で分泌され、脳を活性化したり、気分を高揚させる働きもあります。
ランニングでストレス発散というのは、医学的にも理にかなっていると言えます。
活性酸素によるストレスや関節や筋肉への負担
慎重派が指摘する注意すべき点もみていきましょう。
運動をするとき、私たちは通常時よりも多くの酸素を体内に取り込みます。
この時発生する活性酸素が、体を傷つけるといわれています。(酸化ストレス)
また、関節や筋肉への負担が懸念されます。
走るときは両足が地面から離れ、体が宙に浮きます。
そして次の瞬間には、着地した片足で体を支えなければなりません。
このとき、片足にかかる負荷は体重の3倍にもなり、走るスピードを上げたり、下り坂を走るときには、もっと負荷が増えます。
また、走っている間は心拍数が上昇し、心血管系への負荷が高まることにも注意が必要です。
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