楽観主義になってストレスを抑え、3Rを心がけてストレスを取り除く
目次
意識的にポジティブな言葉を使う
2013年のアメリカのコンコルディア大学の研究で、ストレスにさらされた時に分泌されるホルモン、コルチゾルは「否定的な人よりも肯定的な見通しを持つ人の方が安定している」ことが明らかにされました。
同研究では、悲観主義者は一般にストレスの多い場面での交感神経系の調節に問題が生じていました。
物事の暗い面を見ていると、コルチゾルは常に上昇し続けます。
ストレスが多い日にはストレス反応が高まり、コルチゾル濃度を下げるのが困難になっていたのです。
対照的に楽観主義者は、そのような状況でもコルチゾルの上昇幅が小さく抑えられていました。
毎日の考え方や行動の選択が、私たちの体全体に生物学的変化を起こし、長期的な影響をもたらします。
しかし、楽観主義者になるか悲観主義者になるかは自由に選ぶことができます。
副交感神経反応を活性化させ、ストレス反応を改善するライフスタイルを送るようにしたいものです。
ストレスと取り除く3つのR
楽観的な思考を持つためには、その日に感じたストレスをその日のうちに取り除くことが肝心です。
脳内にキープしている仕事や人間関係の悩みは頭の中からいったん切り離し、心身をリセットしましょう。
そのために心がけるべきは、「3つのR」です。
①休息をとる(Reset)
②リラックスする(Relaxation)
③楽しみを持つ(Recreation)
積極的に休んだり、くつろいだり、就寝前の15分でできる趣味もひとつの手です。
ヨガやストレッチなどのように、いつでもどこでも一人でできるものであれば、なおいいでしょう。
特にヨガは頭を空っぽにできるので、ストレス対策にはもってこいです。
■EQ(心の知能指数)で自分の感情を認識する
・EQ(Emotional Interligence Quotientの略。)
・リーダーシップを持つ人の感情の特性で、心の知性を表す。
・自分の感情や強み、弱点、ニーズ、自分を動かくものを深く理解すること。
(自己認識、モチベーション、自己規制、共感、社交性 など)
※EQとビジネスは有意な関係性を持つことが、明らかになっています。
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