目を駆使する現代人に多いドライアイは、全身に悪影響をもたらす。
目の乾きを感じたら、一休みして目をとじましょう。
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目の健康は心身の癒しに直結する
人類史上最も目を駆使しているのは、私たち現代人です。
五感を持つ人間が外部から得る情報のうち、90%以上は視覚を通したものです。
特に最近は多くの人にとって、スマートフォンやパソコンなしの生活は考えられなくなっています。
私たちは、過去のどの時代の人よりも目を駆使しているわけです。
駆使して疲弊すれば、目には様々な問題が生じ、ひいては全身にも悪影響を与えてしまします。
目の駆使でます直面する問題は、ドライアイです。
現代人のドライアイの最大の原因はパソコンです。
パソコン作業や自動車の運転など、何かに集中しているとき、人のまばたきの回数は抑制されます。
まばたきの回数が減ると涙の供給が不安定になり、目の表面は乾いていきます。
睡眠不足もドライアイを誘発する大きな因子です。
睡眠の質が悪いとドライアイになりやすいようです。
良質な睡眠がとれない人のうち45%にドライアイが見られました。
女性は特にドライアイになりやすい。
性別で言うと、ドライアイは女性に多いことも分かっています。
涙腺や目に油を出すマイボーム腺などの器官を保護する、アンドロゲンというホルモンが男性ホルモンだからです。
女性はもともとアンドロゲンの分泌量が男性の10%以下です。
加齢や卵巣機能の低下、妊娠中、経口避妊薬の使用などで、血中に循環するアンドロゲンがさらに減ると、ドライアイが誘発されます。
過度なメイク、流行りのまつエクなどもドライアイの原因になります。
メイクをしている女性はアイシャンプーなどを使って、目の周りのメイクをしっかりとるようにしましょう。
ドライアイの傾向が強い人は特に注意が必要です。
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