ワンデータイプを使い、週に1日はコンタクトレンズを休む。
目次
コンタクトレンズの基本に則った使用
いまや日本人のコンタクトレンズ装用人口は2000万人を超え、視力の弱い人にとっては、必要不可欠なものになっています。
日本で一般的に使われているコンタクトレンズは、ハードコンタクトと通年のソフトコンタクトレンズ、そしていわゆる使い捨て、頻回交換型の終日デイリーウェアです。
コンタクトレンズは身近の者ですが、目の中に直接入れる医薬品ですので基本に則った使い方を忘れてはいけません。
目の病気になる可能性もありますし、度数が合っていないレンズを自分で選ぶのはよくないので、眼科医に処方してもらいましょう。
コンタクトレンズは週に1日お休みを
コンタクトレンズを使用していると、アレルギーや結膜炎が出やすくなる面があります。
症状が出た場合は、すぐに装用をやめて疾患に応じた治療をしましょう。
また、昔よりレンズの品質はよくなっていますが、長期的に使うと酸素が足りなくなり、角膜の内皮細胞が減ったり、ドライアイになりやすくなります。
充血や疲れ目のときにはコンタクトレンズの使用を避けます。
週に1日はコンタクトレンズを使わず、眼鏡で代用するのが一番賢い使い方です。
おすすめは、ワンデータイプです。
菌への感染が起こりにくく、ドライアイ用の目薬を使うこともできます。
コストパーフォーマンスが悪いというマイナス点はありますが、目の健康を考えるとそれ以上の利点があるのです。
なお、2ウィークタイプのコンタクトレンズは「14回使える」のではなく、「開封してから2週間までを使用期限として使える」ものです。
使用期限が過ぎると、雑菌が繁殖して、感染症になってしまうというリスクがありますので注意しましょう。
(注意)
水道水にはアカウントアメーバという微生物が生息している可能性があります。
アメーバが眼球に侵入すると、角膜炎を発症し、角膜移植が必要になったり、失明の危険もあります。
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