ヨガの立場は、とらわれず真実のみを求めるという立場であり、ある一つのことに対するヨガの求道法は、体の開発法と、心の啓発法と、生活の改善法の三つの立場を一つにした立場から行います。

私はこの求道生活に入って、少しずつ分かってきたことは、人間社会には余りにも、嘘のこと、たわごと、空ごと、偽り等のはからいが多すぎるということです。

初めの頃は、世の中の事実を知りませんから、社会で通用している学説や、常識や、通念を正しいものとして、それを自分の判断の基礎として求道生活をしていました。

だから知的に求め、行じてみても、さっぱり本当のことが分からないのでした。
この分からないことの疑問に対して、分かり得るヒントを与えてくださったのがヨガであったのです。

それはヨガが「自分で体験して事実を体得せよ」との教えであったからです。

私は人に頼る求め方をしていた誤りに気が付きました。
他人の目で見て本当のことが分かるはずはないのです。

この気づきで、私はいかに真説に聞こえることであろうとも、、自分が体験してその事実を捕まえるまでは、信じもしないし、、また疑いもしないという態度を堅持することにしました。

これがとらわれずに考えるということです。
私を気狂い扱いにする人もいましたが、この学び方のおかげで少しずつ本当のことが分かってきました。
そうして特によかったことは、人間社会には実に嘘が多いということでした。



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