確定申告が必要な額は決まっています。
計算期間は、
その年の1月1日~12月31日までの1年間
の経費などを差し引いた純粋な利益額が、
2016年度においては基本的に、
専業主婦なら38万円を超える場合、
仕事を持ち給与所得を得ている人なら20万円を超えた場合には、
確定申告が必要となります。
給与所得者の場合、副業による収入ということになり、課税対象になるからです。
ただし、対象外のものもあります。
生活必需品は「生活用動産」とよばれ、
生活用動産を売ったことで得られた利益に関しては
確定申告する必要はありません。
例えば、自分が着るための洋服やバッグ、子ども用品などは、
もともと自分たちの生活に必要で購入した品物ですから
確定申告は対象外となります。
ただし、
自分たちで使っていたものでも宝石や骨董品など
生活必需品以外を販売した場合には、
1つの価格が30万円を超える確定申告が必要です。
また、洋服や下着類であっても、
激安商品を見つけて転売のために仕入れをした物で、
販売した場合には利益目的にあたるので確定申告が必要となります。
同様に手作りのアクセサリーや洋服も利益目的の販売なので
「お店」と同じような扱いになりますので、
一般的には確定申告が必要です。
ハンドメイド商品を製造際のパーツや生地などの材料費、
参考にした書籍代、フリーマーケットに行くための電車賃や
アプリの利用料金などは一般的に「必要経費」として
収益から差し引くことができます。
さらに
発送する際の送料や梱包材料費なども必要経費になるので
領収書をとっておきましょう。
ない場合にはメモをしておくといいでしょう。
しかし
個人で確定申告をするのは判断に迷うことが多いと思います。
不明点や疑問点がある時には、
必ず居住地管轄の税務署や税理士に問い合わせることが大切です。
決して自己判断せずにプロに確認をとるようにしましょう。
素人判断により、
後から脱税により追徴課税をされないように気を付けましょう。
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